マネー教室

快活ライフのマネー教室”マネー脳力アップ”シリーズLesson13『繰り上げ返済』

このシリーズでは、毎回金融に関する様々な情報・知識をお伝えして、

皆さんのマネー脳力アップのお手伝いをしていきます。

ここでの脳トレが、皆さんの生活力アップにきっとつながりますよ!

 

 

以前から多く聞かれる質問の1つに

「住宅ローンの繰り上げ返済、やった方が良い?」というのがあります。

テレビ番組などで、ファイナンシャルプランナーや評論家の人達がよく勧めていますよね。

でも、私はその意見には反対!つまり、繰り上げ返済はNG!と考えています。

 

 

まず、繰り上げ返済とはどういうものでしょうか?

「住宅ローンを組み、返済開始後、資金的な余裕ができて貯めたお金

(例えば100万円)を、返済期限より前倒しして返済すること」を言います。

 

 

繰り上げ返済のメリットは・・・

例えば100万円を繰り上げ返済すると、その100万円はローンの元金に充当、

それにより、その100万円の元金に相当する利息を支払わずに済む、となります。

ローン期間35年の場合、100万円分返済期間を短縮することができます。

 

(例)借入額3000万円、金利1%、期間35年

5年後に100万円繰り上げ返済すると、

1年3ヶ月分期間を短縮、32万円の利息を支払わなくて済む、となります。

 

 

 

ローン期間を短縮できて、支払うべき利息も減らせる・・・

こんなにメリットがあるのに、なぜ繰り上げ返済はNGなの?

 

住宅ローンを組む際には団体信用生命保険(団信)

加入しなければいけません。

ローンを組んだご主人に万が一のことがあっても、

団信の適用で、残された家族は残りのローン返済は免除されるのです。

 

例えば、

60歳で定年退職、退職金で繰り上げ返済を実施、

これで住宅ローンは完済!と喜んでいたら、翌年に心筋梗塞で急死・・・

この場合、退職金で住宅ローンを完済しているので、

手元に現金は残っておらず、残ったのは家だけ

もし、繰り上げ返済をしていなければ、

団信の適用で住宅ローンの返済は免除、家も退職金も手元に残ります。

 

 

 

特に、現在は住宅ローン金利が低いので、

こんなに低い金利で借りられるなら、それを利用しない手はないですよね。

 

 

 

また、小さいお子様がいる家庭では、教育費など益々お金が掛かりますし、

ある程度の年齢を重ねたご夫婦は、病気のリスクへの備えもしないと・・・、

ということを考えると、

やはり、ある程度の現金を手元に残しておく必要があるのです。

 

 

 

低金利時代だからこそ、住宅ローンは借りたままにしておき、

手元資金を効率よく増やす、という選択肢がお勧めです。

 

 

【お知らせ】

本シリーズ”マネー脳力アップ”は

日本語ラジオ「LivAiA!」(リヴァイア!)でも聞くことができます。

 

IMG_1533

喜马拉雅FMというアプリをダウンロードし、

「LivAiA!」を検索して下さい。

「livaia日语电台」の主播の中にある

「快活ライフのマネー教室」という番組名です。

 

毎週木曜日に更新して新しい情報をお届けしています。

 

 

<これまで掲載した内容はこちらをクリックしてご覧下さい>

“マネー脳力アップ”シリーズLesson12『住宅ローンの賢い選び方』

“マネー脳力アップ”シリーズLesson11『金融マメ知識(72の法則&ドルコスト平均法)』

“マネー脳力アップ”シリーズLesson10『金融マメ知識(単利と複利)』

“マネー脳力アップ”シリーズLesson9『日本三大リスク(国の借金)』

“マネー脳力アップ”シリーズLesson8『日本三大リスク(人口減少)』

“マネー脳力アップ”シリーズLesson7『日本三大リスク(年金)』

“マネー脳力アップ”シリーズLesson6『不動産投資(その3)』

“マネー脳力アップ”シリーズLesson5『不動産投資(その2)』

“マネー脳力アップ”シリーズLesson4『不動産投資(その1)』

“マネー脳力アップ”シリーズLesson3『海外投資(その2)』

“マネー脳力アップ”シリーズLesson2『海外投資(その1)』

“マネー脳力アップ”シリーズLesson1『生命保険』