ブログ【となりのママは知っているin上海】第79回『中国茶の旅~四川省~』

私が中国茶の勉強を始めてから約10年、

これまで中国茶の産地をあちこち旅行して来ましたが、

初めて四川省へ行ってきました。

四川省の成都は、浙江省・杭州と並んで茶文化の発達した町として有名です。

 

1日目、成都に到着後、まずはその茶文化を体験しに、茶館へ。

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看板の「老」という文字通り、「昔からずっとある」という雰囲気。

中に置かれた机や椅子も懐かしい味わいがあります。

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沢山の人達が冷房もない茶館で汗をかきながらお茶を飲む・・・

決して優雅な雰囲気ではないものの、

お茶を飲む習慣が根付いているのが感じられました。

 

 

次に向かったのは、成都から車で約2時間の所にある「雅安」という町で、

ここは四川省の茶葉の一大産地、主に緑茶と黒茶を栽培しています。

 

私の中国茶の先生の知人が経営している茶葉工場にお邪魔したのですが、

工場の入り口に「热烈欢迎日本茶友」の横断幕が!

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この工場では黒茶を栽培・製造し、チベットへ運んで販売しているとのこと。

この黒茶は「藏茶」と呼ばれ、その由来は「チベット族(藏族)が飲むお茶」というところから来ています。

試飲すると、プーアル茶のようなクセはなく、とても飲みやすかったです!

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2日目、蒙顶山へ。蒙顶山は緑茶の有名な産地です。

↓ここが蒙顶山風景区の入り口。ここから山の山頂付近を目指します。

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↓途中でロープウェイに乗り換えて、山頂付近へ。

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↓山頂付近には「世界茶之源」と書かれた石碑が!

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山頂から下山後、緑茶のお店へ。

ここでは、蒙顶山が産地の有名な緑茶(蒙顶甘露、蒙顶石花)を試飲しました。

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中国で最も有名な緑茶「西湖龍井」が栗の香りがして香ばしいのと比べると、

爽やかな、かつまろやかな味わいでした。

 

 

それから、この茶店と同系列のホテルの中を見学させてもらいました。

とにかく「お茶」へのこだわりがすごい!あちこちに茶葉を使っているんです。

↓まず、エレベーターのボタンの周囲には、茶葉をギュッと圧縮したものを並べてあります。

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それから、部屋の壁にも同じように茶葉を圧縮したものを配置。

(ベッドの上のレンガ状の物は、茶葉を圧縮したもの)

茶葉には匂いを吸収する力があるので、部屋の空気はとてもキレイ!

また、枕の中には「ソバ殻」ではなく、茶葉が入っているんですよ!

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今回は、実質2日間という短い日程で、

黒茶と緑茶の産地を訪問しましたが、

実は四川省は紅茶も有名で(「川紅」と呼ばれます)、

次回は紅茶の産地も行ってみたい!

また、ご紹介したホテルにもぜひ泊まってみたい!

それから、茶摘やお茶作りの体験教室にも参加してみたい!

(毎年新茶の時期(4月)に実施されるとのこと)

四川省は「また行きたい!」と思わせてくれる、本当に素敵な所でした。

ただし、辛い物が苦手な私は、食事はかなり苦労しましたが・・・

↓本場の四川料理

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